【植物空間 と VMD】─空間デザインの可能性
こんにちは。IROHAD'ECORの平野です。
今回は植物空間 と VMDについてお話いたします。
店舗や施設の空間デザインは、単なるインテリアを超えて、人の「感情」に働きかける力を持っています。
とくに植物空間とVMD(Visual Merchandising)の融合は、商品やブランドの魅力を印象的に届ける“体験の設計”です。
※VMD(Visual Merchandising/ビジュアルマーチャンダイジング)とは、店舗や売場の「視覚的な設計」を通じて購買意欲を高め、ブランド体験を強化するマーケティング手法です。単なるディスプレイではなく、売場全体の戦略的な演出を意味します。
「見るだけ」で癒される植物の力
植物が与える癒しには、感覚的な気持ち良さだけではなく、科学的な根拠があります。
長崎大学などの研究では、日本庭園を鑑賞することで心拍数が減少し、気分の改善が見られることが実証されています。

この視覚的癒しは、PTSD治療に使われる「EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)」と似たような効果を持つ可能性が示唆されています。
つまり、空間に自然の要素を巧みに取り入れることで、人の脳と感情が穏やかに整うのです。
また、農研機構・筑波大学の研究では、「花の画像」を見るだけで血圧が3.4%低下、ストレスホルモンであるコルチゾールが21%減少するという驚くべき結果も。

脳内では扁桃体(感情を司る部位)の活動が抑制され、ネガティブな感情がポジティブな印象へと転換されることが確認されています。
VMDとの融合で「伝わる空間」に
VMDは、店舗や展示空間において視覚的な“流れ”や“物語”を設計する技術です。
商品配置や照明、色彩、素材の使い方を通して、ブランドの哲学や価値を空間として「視覚化」する手法とも言えます。
このVMDに植物を取り入れることで、「癒し」と「売れる」を同時に成立させる空間デザインが可能になります。
🌸 空間は「感情資産」になる
今、ブランドに求められるのは“モノ”ではなく、“体験”です。
人が空間に入った瞬間に感じる「なんとなく心地いい」「ここにいたくなる」という直感こそが、記憶に残る感情体験です。
植物空間とVMDを組み合わせた空間は、そうした直感的な感情を視覚・嗅覚・空気感のレイヤーで丁寧に設計し、ブランドの“感情資産”を築いていく可能性を持っています。

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